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■ 用途別製品情報  印刷機用

<主な用途:オフセット印刷機/枚葉機向け、湿し水供給水、加湿水、H液供給水 等>

 

印刷機用 RO純水製造システム

〜オフセット印刷(平版印刷)における「湿し水」管理の重要性〜

オフセット印刷機の品質管理では、適正な「湿し水」を使用することが非常に
重要です。

印刷障害の原因は供給水の不純物や汚れにともなう「湿し水」能力の低下、
ゴムローラー・ブランケット銅などの機器へカルシウムが沈着することが起因
となることが多いと言われています。

「湿し水」には表面張力を補い、インキの乳化調整を行う目的で「エッチ液」の
添加が欠かせません。「エッチ液」の性能を最大限に発揮するには安定した
不純物のない希釈水が必要です。


◆ 純水はエッチ液の希釈水として最適な特徴を持っています。

<比較>RO純水(逆浸透膜)と水道水(井戸水)

水質分析例

電気伝導率
(μS/cm)

比抵抗
(MΩ・cm)

pH

硬度
(mg/L)

Caイオン
(mg/L)

蒸発残留物
(mg/L)

水道水
260
0.003
7.3
57
30
183
RO純水
7
0.14
6.2
<1
<1
<1
超純水
0.0548
18.2
7.0
 ● 伝導率:数値が低い程、不純物が少ない。
 硬度:水に含まれるカルシウムとマグネシウムの合計量の数値。水1Lに含まれる量を炭酸カルシウムの
             濃度に換算した重量です。数値の高いものを「硬水」、低いものを「軟水」と呼びます。
 RO純水:逆浸透膜式装置により精製された純水。
 超純水:RO純水を更にイオン交換樹脂に通過させた高純水。

<純水を印刷機の湿し水装置に使用するメリット>

 エッチ液の使用量の低減によるコスト削減

エッチ液の混合管理をpH値(ペーハー)で管理する場合、希釈水となる水のpH値が
ポイントになります。

たとえば目安となる値が5(やや酸性)であるとします。水道水のpH値は7(中性)前後
ですのでこれをエッチ液を添加し、目標値の5になるまで調整していきます。

ここで水道水の換わりにRO純水(pH値6.2)を使用することで エッチ液濃度を
下げることが可能です。※下図

原水による湿し水のPH

一般の水道水と比較して、RO純水を使用した場合約半分の濃度で目標値である
pH値5に近づきます。このためエッチ液の使用量が低減、コスト削減が可能です。

 ゴムローラ・ブランケット銅の洗浄回数低減

水道水に含まれるカルシウムイオン等は印刷障害の要因となります。

カルシウムやマグネシウムは機器に付着・堆積し、スケールとして固形化します。このスケールが要因となり印刷品質の低下や装置のトラブルを引き起こすと考えられます。

RO(逆浸透膜)はローラー類へのスケール沈着の原因となるカルシウム・マグネシウム等のイオンを除去するだけでなく、微粒子や有機物など水に溶け込む不純物を90〜99%取り除きます。

RO純水を使用することで、機器の洗浄回数を低減し、作業効率のUPと印刷品質を安定化することが可能です。

従来のフィルターと逆浸透膜従来のフィルターと逆浸透膜

消耗品はプレフィルター(半年毎)とROモジュール(2年毎)のみの交換ですので
低ランニングコストで安定した水質を保つことが可能です。

他にも湿し水装置にRO純水を使用することによって次の様なメリットがあります。

 水槽の水替え回数の低減

 インキの過乳化抑制

 水の腐食抑制


● システムフロー

システムフロー図

● 設置例

印刷機用純水装置設置画像
TW-300-LRO+送水ポンプユニット 等    

TW-300-LRO+原水タンクユニット 等

TW-300-LRO+温調タンク 等    
TW-750-XRO+送水タンクユニット 等

 

機種選定、仕様等はお問い合せください。

  協力会社リンク    KeePer技研株式会社  /  栄研テクノ株式会社  /  株式会社エムキューブ
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